[SS]02. 涙・冷蔵庫・うなじ--全角五文字の深度（三題噺作成機）

配布元：全角五文字の深度

特に文字数に縛りはありませんが、200文字にしてみようかと思います。
サイトの中にある「Time」のキャラクター：天野雫絡みで書いていく予定です。

三題話ということで書いてみます。
全部でお題はいくつなんでしょう？(笑)
まずは１０件、がんばってみます。


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02.　夏の夜

「あのうなじ見ろよ、ぜってーかわいーよ。な！」
「……はしゃぐな」

ざわつきが気になったか、女は後ろを振り返った。

「柊くん？」
「センセ…」

凍りついた声の仲間を軽く睨むと、柊は雫に顔を向けた。

「柊くんもお祭り？」
「あぁ」
「これ、食べません？」

差し出したのは、パンダ形のアメ。

「涙流してるみたいで、可哀想で」
「溶けてんじゃ……」
「冷蔵庫に入れたら直るかしら…」

柊は片手を額に当て、大きくため息をついた。

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197文字です。

これでも、一応、雫は地学・化学の先生です。。。（＾＾；

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